2020.02.22

カーペットのお手入れ方法

リビングなどにカーペットを敷いている方も多いと思いますが、定期的なお手入れはしていますか?カーペットにはホコリやゴミが溜まりやすく、ダニの温床にもなるため、2~3日に一回程度の頻度で掃除をしましょう。

自分でできるお手入れ方法

カーペットの普段のお手入れは、「掃除機をまめにかけること」。2~3日に一回は掃除機を使用して掃除を行ってください。粘着シートを使用しても良いですが、表面のゴミを取り除くことはできるものの、カーペットの奥のゴミまではなかなか取り除くことができません。そのため、掃除機を使用しての掃除がオススメです。そして、このカーペットの掃除機がけにはコツがあるんです。

<縦と横の二方向からかける>
カーペットは、横方向と縦方向の二方向から掃除機をかけるようにしてください。横方向が終わったら、縦方向…と網目状に掃除機がけを行うことで、カーペットの奥に入り込んだホコリやゴミなどが取れやすくなります。

<ゆっくりやさしく動かす>
回転ブラシがついている掃除機は回転ブラシを止め、動かす距離を短くし、ゆっくりやさしく掃除機をかけてください。1㎡あたり20秒程度の時間をかけて掃除機をかけることで、汚れをしっかり取り除くことができます。

カーペットの下の掃除も忘れずに

1ヵ月に1回は、カーペットの下も掃除しましょう。カーペットをめくると、裏側や床面に意外とホコリ・ゴミなどが溜まっています。このような普段は見えない汚れも、掃除機や床掃除ワイパーなどを使用し定期的に除去しましょう。

シミ抜きの方法

カーペットを敷いていると、気づかないうちにシミができていたり、特に小さいお子様がいらっしゃるご家庭などは、食べ物や飲み物がこぼれてシミがついたりします。そこで、シミの種類に応じた対処方法をご紹介します。

①:コーヒー・紅茶の場合

まず、シミの部分にぬるま湯をかけ、雑巾やタオルでトントンとたたくように吸い取ります。この時に、擦ってしまうと汚れをすり込んでしまうため注意しましょう。この方法でシミが取れない場合は、中性洗剤(台所用洗剤でOK)を含ませた布で、同じ様にトントンとたたき、最後に洗剤がカーペットに残らないよう水拭きしてください。こぼした直後にふき取るのがベストですが、時間が経ってしまった場合の対処方法はこちらです。

<時間が経ってしまったシミの対処方法>
雑巾やタオルなどの布に、中性洗剤を混ぜたぬるま湯を染み込ませ、シミの上に乗せます。
その上から、固いブラシなどで叩くようにしてシミを布に移してください。
その後、酢1:お湯3の割合で混ぜた酢湯を使用し、同様の作業を繰り返します。
最後に洗剤やお酢がカーペットに残らないよう水拭きをしてください。

②:牛乳・乳製品の場合

牛乳や乳製品にはタンパク質が多く含まれています。このたんぱく質はお湯で固まる性質をもっているため、必ず水で拭き取ってください。また、牛乳は匂いがあるため、ベンジンを少し含ませた布で軽く拭いた後に水拭きをするのもオススメです。

③:ケチャップ・カレー・マヨネーズ(油製品)の場合

まずは、こぼれた部分をペーパータオルで軽く拭き取ってください。
その後、ベンジンを少し含ませた布でトントンとたたきながら、布に汚れを移していきます。
汚れが薄くなったら、中性洗剤を含ませた布で同じ様にトントンとたたき、最後に水拭きをしてください。
除菌用アルコールスプレーや除光液も効果がありますので、試してみてください。カレーなどの色素の強いものには、アルコールが効果的です。

カーペットにはホコリやゴミが溜まりやすく、掃除をしないままにしておくとダニの温床にもなってしまいます。肌に直接触れることも多いため、2~3日に一回は掃除機をかけて清潔な状態を保つようにしましょう。